ドラマ「ミステリと言う勿れ」に文句を言ってたら役者にぶん殴られた話
期待度1位!満足度1位!の鳴り物入りで始まった、月9ドラマ「ミステリと言う勿れ」
ドラマ化が決まる前から、ヤバい漫画と各所で話題になっていたので、月9でドラマ化!?と私の中の期待値もマックスでした。
が、私は何をとち狂ったのか、第1話放送直後に原作を全て読むという暴挙に出たせいで、無事第2話から「原作と違う!」と喚く原作厨へと変貌。
いらない恋愛要素。
男性社会の中で働く女性の象徴的存在だった風呂光さんへの制作陣との解釈違い。
消えた原作キャラ。
特に大好きだった相良レンくんが出なかった日には、わたしゃ…
ここはレンくん…、あっ、ここにもレンくん……いない…
どこ…?レンくんどこ…?
とテレビの前でレンくんの幻覚を探し、全然話に集中できなかった。
(無事その後、佐々木蔵之介様に涙腺を崩壊させられたが)
それでも、やんややんや言いながらドラマを見続け、毎話「原作が良いからやっぱりお話が良き…」「あのシーンが実写化されてるはわわ」と、なんだかんだドラマも楽しむ面倒くさいやつと化していたのですが、
あいつらやべぇよ、、
「原作はこう!」なんてガヤを全部ねじ伏せる演技力。存在感。
というわけで瀕死状態からお送りします。
見れば見るほどライカになっていく門脇麦
そう。あれは第5話ラスト。(だったと思う、多分)
ライカのビジュアルを始めて見て、早速「なんか違う…」と面倒くさい病が発症。
原作のライカさんは、スラっとした美人で、触れたら消えてしまいそうに儚くて、強くて優しい心を持ってて。
儚さと強さを併せ持ったミステリアスな女性のイメージだった。
門脇麦さんは美人の中に可愛さと可憐さを併せ持った方で、あの何とも言えないミステリアスさとは、なんか違う…(好きだけど)
そう思いながら迎えた第6話。
いる…!めちゃくちゃライカさんいる…!!!
話始めたらもうライカさんやわ。
何の躊躇いもなく手のひらクルーしたし、ライカさん×整くんの尊い時間を何人たりとも邪魔すな…!と秒で過激厨に更なる変貌を遂げた。
この門脇ライカが、じわじわとボディブローを効かせてくるのよ…。
黙ってると「あれ?ライカさんこんなんだっけ…?」ってなるのに、口を開けばライカ。
紙面でのライカさんしか知らないはずなのに、動く姿を見たらビシビシ感じるライカの雰囲気。
回を追うごとに門脇麦がどんどんライカに溶け込んでいくから、自然と「これがライカ…!」と思ってしまった。
初めは早口だなぁと思った暗号文も、これが正解なんだ…ってなっていくし、整くんと焼肉食べて笑ってるのなんて、門脇麦の可愛さ溢れ出してるのに、ライカが…ライカが笑った…!ってクララが立ったばりに興奮した。
原作の記憶がちょっと曖昧になってきてるので、ライカさんと整くんの細かなシーンも記憶曖昧なんですが…
ライカさんの過去が明らかになるシーンなんて、ただただライカさんと千夜子の幸せを願って泣いたし、整くんの傷すら包み込むライカさんの深い愛に、大分ボディブローがめり込みましたわ。
実写化のビジュアルって、どう頑張っても限界があると分かってる。
分かっていても期待しちゃうから業が深い…。
けど圧倒的に門脇麦の勝ちですわ。
ビジュアルの再現度とか関係ねぇ。圧倒的にライカさんだった。
すごい、、役者すごい、、、(語彙力)
桜見てこんなに「あぁ、春来ちゃったよ…」って思う事ある??????
ライカさん消えないで!!!!!!!
物体だったライカが感情を覚えるの凄く尊いのに、千夜子のために自分から消えることを選んで、整くんに「整くんの痛みも代わってあげられたら良かったな」ってい言うライカさん、ほんと愛の人だなって…泣く…#ミステリと言う勿れ
— 深潭 (@shintan_b) 2022年3月14日
このツイート書いてて、ライカさんが消えた瞬間を見逃した私を誰か殴ってくれ…
北村匠海うわあぁぁぁぁァァぁぁぁぁ
第10話の余韻に浸ったまま迎えた第11話。
ジュート回も大好きなので、ワクワクして迎えた夜9時。
辻浩増=北村匠海…?
大勝利です!!!ありがとう!!!!!!!
ジュートの女装姿出た時、北村匠海って気付いた人いる?
私はぜんっぜん気付かなかった。
北村匠海の女装姿なんて、「はわわ、かわゆ…」っていうしかないのに、全然感じなかった。
ただホラー。
あんなに可愛い女装なのに、可愛いって思えないことすらもホラー。
もうあの時点でジュートですわ。
辻浩増で出てきたらヒュー!北村匠海!ってなったのに、ジュートとして登場したらもう羽喰十斗。
そんなことある????
途中でジュートが叫ぶシーンがあるんですけど、北村匠海の叫び声聞くと心臓ヒュンってする。
「うわあぁぁぁぁァァぁぁぁぁ」って叫ぶとき、途中声が裏返るような、シャウトするような瞬間があるんですけど、その瞬間心臓ヒュンってする。
私も「うわあぁぁぁぁァァぁぁぁぁ」ってなってる。
北村匠海の叫び声って魔力ある。絶対。
私の中の最新の北村匠海、あの闇落ちオンパレード映画「東京卍リベンジャーズ」。
これも大分叫んでた。
叫んでる最中のシャウト。好き。みんなも聴いて。
でもこの時の情けない叫びでも、気合を入れた叫びでもないんですよ。
ただジュートの中の不協和音を吐き出したような叫び。
北村匠海がジュートっぽいかとか、千原ジュニアから北村匠海が生まれるのかとか、そういう雑念をぶっ飛ばす勢いだった。
北村匠海が、圧倒的存在感でそこに居た。
じわじわとボディーブロー効かせてきたのが門脇麦なら、北村匠海は圧倒的威力のストレートをぶち込んできてた。
好きな俳優には殺人鬼役をやってほしい派なので、ジュート役は本当にご褒美です!!
ありがとう…ありがとう…
次週、ついに最終回!!
モヤらずに視聴終了できますように!!!!!
叫んでる時に一瞬裏声になるあの感じ、シャウトで合ってます…?なんていうの…??
何者かになりたい。
何者かになりたい。
最近、この漠然とした衝動に蝕まれている。
いや、何者かってなによ。
何カッコつけてんだよ、って思うじゃないですか。
私もそう思う。
けど日に日にこの衝動が抑えられなくなってきた。
私って何者なんだ?何も持ってないぞ。何者かになりたい〜、と。
気付いたら31歳になってたんですよ。
去年はついに30歳だ!とか言ってたけど、気付いたらもう31歳。
30歳はまだ「ついに30代に入りました…!」みたいな特別感あったんだけど、31歳ってもう30歳から1年経ってて。
だから「まだ30代なりたてだから分からない〜」みたいな新人顔できないわけですよ。
「いや、もう30代2年生でしょ?あなたもう後輩いますからね?」っていう…
周りを見れば、怒涛の結婚ラッシュ。
何なら結婚してすぐ子供できた子もいて、結婚ラッシュに被せてくるベイビーラッシュ。
周りのみんなは生活リズムも変わって、幸せいっぱいのキラキラとした日常がSNS上に流れてて、新しい人生のステップ踏み出しました!って感じに溢れてる。
いや、みんな28歳くらいまで恋人すらいなかったやん!?!?
そんな怒涛のラッシュある!?!?!って最近のドラマでもビックリのスピーディな速さで展開されてる。
そんなスピードじゃ3ヶ月の連ドラ持たないよ!?
第3話くらいで結婚して子供産まれて、残りの7話どうする?
オリンピックで全5話に短縮されてる感じ??ってくらいビビってる。
一方私は恋人もおらず、代わり映えのしない家の中でポツンと一人佇んでる。
字面にしたら寂しすぎるな、これ…
最近の家の中での出来事って言ったら、ロボット掃除機がきたくらい。
健気に掃除する彼を、歯磨きしながら永遠に追いかけてる。
今月の我が家の最大のトピック。これ。
そりゃ私もね、去年までは漠然と結婚したい!子供欲しい!って思ってたんですよ。
30までにできたら良いな〜って20代後半になって婚活始めて、そこそこに活動したけど、あれ?そもそも私恋愛向いてないな…?ってなって。
そしたら私本当に結婚したいのかな?ってなったんですよね。
結婚したい?しなきゃって思ってない?って。
友達の結婚は「良いな〜」って思うし、赤ちゃんかわいいなって思うけど、一人楽しすぎるし、誰かと一緒に生活することがぜんっぜん想像できないんですよね。。
だってロボット掃除機の後ろを追いかけてても何も寂しさ感じないもん。
恋人と付き合うより、寂しさと付き合うのが上手くなってきちゃった。
何てったって寂しさと20年以上付き合ってきてるからね。
熟年夫婦だから、寂しさと。
そんなことに気付いたらさ、あれ?私なんにもないな?って思っちゃったんですよね。
恋人もおらず、家庭もなく、かといって仕事に情熱を燃やしているわけでもなく。
あれ、私何者なんだ?と。
そしたら猛烈に何者かになりたい〜〜って思っちゃったんです。
何者かになりたいって言っても、じゃあ何になりたいのか分からないんですけど。
だから、とりあえずやりたいことをやろうと思って、ここに辿り着きました。
結婚したい、とか、有名になりたい、とか、この仕事がしたい、とか、
そう言うのは全くないんですけど(いや全くないは嘘だけど)
「私ってこう言う人です!」って言うものが欲しくて。
私は何者でもない。
書き連ねていく日常の中で、自分の中に詰まったものを吐き出して、
空いた場所に新しいものを詰め込んで、
そうして何者かになれたらいいな。いつか。
とりあえずダイエットしようと思いま〜〜〜す!